白川郷の合掌民宿、負担軽減へ予約デジタル化 大手OTAと連携
2021.05.31 00:00

岐阜県白川村の地域商社・合掌ホールディングスは台湾に本社を置くOwlTing(奥丁丁)の日本法人と協業し、合掌民宿の予約管理のデジタル化を推進する。同社の予約管理システム「OwlNest」を導入し、予約受け付けを開始した。
システムはブッキング・ドットコムやエクスペディアなど13の宿泊サイトと連携しており、オーバーブッキングや二重予約など宿泊予約管理や客室在庫管理にかかる手間を効率化でき、コスト削減につながる。ブロックチェーン技術を活用しているため、情報漏洩リスクが低いことも利点と捉えた。
合掌民宿の予約は電話やファクスのみの受付がほとんどで、紙による管理が主流だった。操作が簡易な最新技術を導入して女将の負担を減らすことで、観光客に価値ある体験を提供する時間に当ててもらうことも狙いの1つ。
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