ブッキングHD、第1四半期の業績改善 宿泊予約2割減も航空券好調
2021.05.24 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2021/05/plane-841441_640.jpg)
ブッキング・ホールディングスの21年第1四半期(1~3月)は宿泊予約が19年同期を上回った。旅行総取扱高(宿泊、レンタカー、航空券の予約額)は119億ドルで前年同月に比べ4%減にとどまった。総収益は50%減の11億ドル、調整後EBITDAは1億9500万ドルの損失。ただし、赤字幅は前年同期の2億9000万ドルから縮小した。
第1四半期の予約宿泊日数は20%減少したが、航空券は62%増加し、第1四半期の最多を記録した。グレン・フォーゲルCEO は、「今年は旅行者がブッキング・ドットコム1カ所で旅行の主要な要素を予約できるようにすることに重点を置く。これはフライト、地上輸送、アトラクションなど宿泊施設以外のプロダクトの供給を増やすことを意味する」と述べた。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Booking Holdings sees upward trend in Q1, focuses on buildout of connected trip」
【あわせて読みたい】ブッキング・ホールディングス、7~9月期は予約減少幅が縮小 ブッキング・ドットコム、コネクテッド戦略は棚上げ
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