主要旅行業者の1月取扱額87%減、GoTo停止続き前月から約20pt悪化

2021.04.12 00:00

 観光庁がまとめた1月の主要旅行業者46社の総取扱額は前年同月比87.4%減の388億4608万円となった。減少幅は12月から約23ポイントの悪化。新型コロナウイルスの感染再拡大により旅行が途絶えた状態で、GoToトラベルキャンペーンの停止が続いている国内旅行は80.0%減の342億9870万円となり、落ち込みが12月から42ポイント拡大した。海外旅行は96.5%減の42億7132万円、外国人旅行は98.1 % 減の2億7606万円。

 すべての企業が総取扱額で前年同月を割り込み、13社が90%以上の落ち込みとなった。大手では、海外旅行の取り扱いボリュームが多いエイチ・アイ・エス(HIS)が96.7%減、阪急交通社が98.7%減だった。

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