アコー、500軒に電子キー導入 大手ホテルの非接触対応加速
2021.02.22 00:00
アコーホテルズは、北米、ヨーロッパ、アジアでの試験運用に続き、全世界でデジタルキーソリューション「アコー・キー」を展開する。今年新たに開業するホテルに導入され、年内に500軒、5年以内に全客室の50%への導入を目標としている。
デジタルキーアプリをダウンロードすることで、客室や会議室への入室、エレベーターを介したフロアへのアクセスが許可される。宿泊を終えると無効になる仕組み。
他の大手ホテルチェーンは数年前からデジタルキーサービスを提供している。ヒルトンは15年、ロイヤルティープログラム会員向けのイニシアチブを最初に導入し、これにマリオットが続いた。新型コロナウイルスの流行により、ホテルのすべての領域でタッチレスソリューションの実装が促進され、シームレスな体験が非接触型に急速に置き換わっている。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Accor begins digital key rollout, plans 500 hotels in 2021」
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