12月の客室利用率46%、GoTo停止で急減「光見いだせず」
2021.01.25 00:00

全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する136ホテルの12月の平均客室利用率(速報値)は、前年同月を32.2ポイント下回る45.9%だった。1月8日までの速報値。11月から12.6ポイントも低下した。GoToトラベルキャンペーンの効果で回復基調にあったが、年末の中止に伴いキャンセルが相次いだ。
10地域すべてが11月から低下した。7地域が50%に届かず、新型コロナウイルスの感染が拡大している2大都市圏では大阪府が25.1%と低迷が際立った。
JCHAは「急激な稼働の低下と販売単価の値下がりで、どこを見ても光を見いだせない状況」と窮状を訴える。また、1月8日から緊急事態宣言が発出され、対象エリアが拡大しており、2月から休業するという報告も相次いでいるという。
【あわせて読みたい】11月の客室利用率55%、GoTo効果で改善も後半ブレーキ 10月の客室利用率49.8%、GoTo東京追加で改善
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