アマゾンが観光に再参入、バーチャルで体験ツアー
2020.10.19 00:00

Eコマースの巨人、アマゾンが観光業界に新たな進出を果たした。9月末から「アマゾン・エクスプローラー」の名称で、目的地でのツアーやアクティビティーを体験できるバーチャル旅行サービスを開始した。
内容は都市でのウオーキングツアーや観光名所訪問、料理教室など広範にわたる。ユーザーは学び・創作、文化・観光名所、買い物の3つから選択できる。たとえばプラハのバーチャルツアーは60分のセッションで85ドル。ベータ版のため、ユーザーは各実施会社にリクエストを送信する必要がある。ツアーは現地体験商品を取り扱う企業が提供しており、同社はサプライヤーになる個人を開拓している。
アマゾンが「アマゾン・デスティネーションズ」として知られる旅行関連の取り組みを終了してから約5年が経った。同サービスでは、ホテル以外にも宿泊旅行、クルーズなど、さまざまな商品を販売していた。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Amazon launches virtual tours and activities for destinations」
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