積水ハウス、道の駅にホテル8カ所開業 マリオットが運営
2020.08.10 00:00

積水ハウスはマリオット・インターナショナルと組み、10月から年内にかけて、栃木、岐阜、三重、京都の4府県8カ所で道の駅に隣接したホテルを開業する。観光を通じて地域経済の活性化を目指す「Trip Base道の駅プロジェクト」の一環。
積水ハウスはコアの住宅事業から都市開発事業に領域を広げる過程で、10年のセントレジスホテル大阪を契機にホテル事業に参入。実績を積み上げるなか、地域を渡り歩く旅のニーズに着目し、自治体や企業の協力の下、旅の拠点として整備を進めていた。50室以上100室以下の宿泊に特化したロードサイド型ブランド「フェアフィールド・バイ・マリオット」として、積水ハウス側が設計や施工、経営を担い、マリオットが運営する。
年内の供給客室数は計約600室。21年度末までに和歌山県と奈良県を加えて約1150室に拡大し、22年春以降は北海道、兵庫、岡山、広島、鹿児島の各道県で約1000室を開業予定。25年までに25都道府県・約3000室を目指す。
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