南足柄市に初の道の駅、箱根の玄関口ににぎわいの拠点

2020.07.27 00:00

 神奈川県南足柄市で初となる道の駅「足柄・金太郎のふるさと」が6月26日に開業した(写真)。市と民間企業が当初、4月24日の開業に向けて整備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2カ月遅れの開業となった。県内では5年ぶり4カ所目。

 南足柄市は都心から車で1時間と好アクセスながら、里山や農村の原風景が残る地域。古くから金太郎伝説ゆかりの地としても知られ、伝説にまつわる歴史や観光資源など、県西地域の多彩な魅力を発信する。

 目玉となる農産物直売所では、特産品の足柄牛や足柄茶を使ったオリジナル土産品のほか、金太郎グッズを多数販売する。レストランでは地元名産の相州牛、やまゆりポーク、かながわ鶏を使用した創作グルメを提供する。

 そのほか足柄茶を使った茶そばやスイーツも販売し、箱根への新たな玄関口としてにぎわいの拠点を目指す。

関連キーワード