「ホテルを職場に」動き活発化 事務用品完備や息抜きの手助けも
2020.04.20 00:00
新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの人々が自宅で仕事をしているが、オフィスと同じようには集中できず、それほど生産的ではない。そこに目を付けた米首都ワシントンのハミルトン・ホテルは、チェックインが午前9時からでチェックアウトが午後5時のデイユースを開始した。正午まで客室内で朝食を取ることができ、部屋には高速Wi-Fi、コーヒーメーカーを完備。リクエストに応じて印刷やファクス、事務用品など「安全で清潔な職場環境を提供する」という。
ゴッドフリー・ホテル・シカゴはWFG(ワーク・フロム・ゴッドフリー)プランを発表。 広々としたデスクやコーヒーメーカー、高速Wi-Fiに加え、カクテルキットなどを提供して仕事後のリラックスもサポートする。
ソウル・コミュニティー・プラネットが運営するコロラドスプリングスとレドモンドのホテルでは、会員が客室を仕事場として働けるオプションを設けた。サービス付きアパートメントホテルのソンダーは長期滞在料金に加え、十分な広さを備えたプライベートワークプレイスとしてユニットを販売。14日以上の予約は4割引で提供する。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Hotel rooms as workspaces? It’s happening」
カテゴリ#観光マーケティング#新着記事
-
?>
-
AI浸透で観光産業に3つの変革 企業関係管理でパーソナル化 流通は直取引に
?>
-
アニメ以外でも聖地巡礼 じゃらん調査 実写ドラマや大河も
?>
-
キーワードは賢い消費 ユーロモニターの25年動向予測 安さが購入動機にならず
?>
-
メタバース空間に鳥取県 砂丘や神崎神社など舞台 魅力に触れる体験で訪問意向醸成
?>
-
アジアの中高所得層、旅行を優先 収入の23%を支出へ 日本は人気上位
?>
-
余暇活動、コロナ前にまだ届かず 参加種目数は2年連続増 女性の40・70代が牽引
?>
-
九州全域の観光活性化へDX促進 JTBなど6者がコンソーシアム結成
?>
-
DXで稼げる地域へ15件採択 観光庁、予約サイト構築やCRM支援
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
キーワード#新型コロナウイルス#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
城崎温泉街をWHILLで移動 高齢化に対応 でこぼこ道も観光しやすく
-
COP初、観光業の気候対策宣言で歴史的節目 課題は行動 日本の出遅れ感指摘する声も
-
JTBの中間期、増収減益 非旅行事業の減少響く
-
交通空白地解消へ官民連携基盤 自治体・交通事業者と支援企業をマッチング
-
廃校へ行こう! 地域の思いが詰まった空間へ
-
新千歳も外国人入国者プラスに 主要空港の8月実績 韓国けん引
-
リゾートトラストと三菱商事、医療観光で合弁事業を検討
-
沖縄県の宿泊税、都道府県で初の定率制に 26年度から2%で導入へ
-
AI浸透で観光産業に3つの変革 企業関係管理でパーソナル化 流通は直取引に
-
福島・浪江で町の未来考える謎解き企画 異彩作家と連携