主要7空港の11月実績、新千歳・福岡・那覇低調 韓国線の低迷響く
2020.03.09 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の19年11月の利用動向は、中部を除くすべての空港で日本人出国者数が前年同月を下回った。日韓関係の冷え込みによる日韓路線の減便・運休のほか、長引く香港のデモが影響したと見られる。減少幅は新千歳が8.4%と最多で、福岡(3.9%減)、那覇(3.1%減)と続いた。
同3空港は外国人入国者数も韓国線の需要低迷が響いてマイナスとなった。韓国人に絞ると、全7空港で2桁減。なかでも那覇(86.4%減)と新千歳(83.7%減)が多大なダメージを受けている。最も影響が少ない羽田でも16.3%減だった。
一方、外国人入国者が増加した4空港では、座席供給量が拡大している中部が最大の26.5%増となった。
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