主要7空港の2月利用実績、外国人入国者4~6割減 アジア4市場でプラス皆無
2020.06.08 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で上位7空港の2月の利用動向は、新型コロナウイルス感染拡大により、全空港で日本人出国者と外国人入国者が前年同月を割り込んだ。路線の一時運休・減便に加え、中華圏の春節休暇が1月だったことも影響した。外国人入国者は首都圏の2空港が4割減、その他は5~6割減と低迷した。
東アジア4市場別に見ると、全空港でプラスは1つもなかった。特に団体旅行やパッケージツアーの販売が禁止された中国は、那覇が93.7%減と最も影響が大きく、新千歳も90.0%減。両空港は韓国人も約9割減少した。
日本人出国者数は羽田・中部・那覇が約2割減で、新千歳・成田はマイナスが1桁台と小幅だった。
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#中国#新着記事
キーワード#地方#新着記事
キーワード#新型コロナウイルス#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
リッツ・カールトン・ワイキキ、大規模改装で魅力アップへ 日本人客が順調回復
-
上越市、市民と訪日客のコミュニケーション支援 アプリで実証実験
-
<PR>沖縄の修学旅行の新たな素材発見 探究学習やSDGsプログラム体験で
-
自家用車での客送迎、規制を大幅緩和 立ち寄り先など拡大 ガイド業務でも解禁
-
DAOってなんだ? 分散型自律組織が変える地域づくり
-
『トルコ現代史』 存在感増す背景に帝国600年の貫禄
-
2月の平均客室利用率80% ANHA調査 インバウンド好調で東京90%
-
生徒がつくる教育旅行で日本を変革 「地域みらい旅」全国展開へ 東大阪市を皮切りに
-
東海初、ホテルに無人決済売店 省人化で人手不足に対応 早朝・深夜営業可能に
-
デルタ航空、海外旅行未経験者の開拓強化 供給量増強で体制充実