学生の7割が旅程未報告 安全確保へ新プラットフォーム
2020.02.24 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/usa-2647096_1280_R.jpg)
新興企業のオフ・ウィー・ゴーは、旅行中の学生のデータを集約し、安全とセキュリティーを向上させるプラットフォームを大学に提供している。大学が主催するプログラムで旅行中の学生と大学との間のコミュニケーションギャップをリアルタイムで解消する。学生旅行に特化したソリューションは初という。
学生の70%が旅程や滞在場所を大学に報告していない。社会的・金銭的インセンティブを備えた旅行サポート企業との提携により、旅行中の学生に旅行データを報告させる仕組み。大学側は学生の注意義務が求められている。
総市場規模は3200億ドルと予想し、そのうちサービスの提供が可能な市場規模を50億ドル、販売可能市場を13億ドルと見込む。オープン・ドアーズの統計によると、25の主要機関が年間6万8000人の学生を学術留学プログラムに参加させている。
今学期から試験運用を開始し、20年秋には学校レベルでサービスを開始する予定だ。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「STARTUP STAGE: OffWeGo streamlines safety features for traveling students」
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