ホテル販売のレートパリティー違反、「抑制不可」が7割

2020.02.10 00:00

 フォーカスワイヤーと客室ホールセーラーのホテルベッズが主催したウェビナーで、ホテルが依然としてレートパリティーに関する問題を抱えている現状が浮かび上がった。

 600人を超えるホテル業界の関係者が参加したウェビナーでは、10人中7人が「価格を値引きする大手OTA(オンライン旅行会社)を止めることはできない」と感じていることがわかった。半数はOTAからの予約に依存している。販売チャネルを問わず同一の料金を提供するレートパリティーに問題のある売り手に対して、何らかの行動を起こしているホテルは4社うち1社のみだった。

 参加者は、パッケージツアーの一部であるホテルの価格が宿泊単品商品として2次卸しされ、不透明な価格での流通を防ぐことを最優先事項と認識。85%がその優先度を1〜10段階の8~10と評価した。5以下と評価したのはわずか4%未満だった。

 ホテル経営者にとっての最大の課題の1つは、規定違反による売り上げを実際に特定できるかどうかだ。ホテルベッズは問題解決を図るため、テクノロジーに多額の投資を行い、市場の監視に専念するチームを設立した。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Hotels stuck in a market where online travel agency rate issues still burn」