マリオットがエアビー対抗策 個人宅やヴィラの販売強化
2019.09.23 01:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/f5b697d670e7768742283404168cddef.jpg)
マリオット・インターナショナルは、ホーム&ヴィラ・バケーションレンタル部門の独占技術パートナーにブッキングパルを選定した。個人宅やヴィラは4月にエアビーアンドビーに対抗する施設として発売。米国、ヨーロッパ、カリブ海、南米の100以上の都市で高級な2000物件を扱っている。ブッキングパルとの提携により、テクノロジー企業との接続プラットフォーム、在庫管理ポータル、予約・支払いエンジン、中央予約システム、顧客サービスポータルを活用する。
個人宅などでの宿泊でも旅行者がロイヤルティープログラムのポイントを獲得・交換できることは、ホテルチェーンのセールスポイントの1つになる。一方、エアビーは最近、上級カテゴリーのブランド名を「エアビーアンドビー・ルクス」に改め、コンシェルジュサービスを追加した。
ブッキングパルは13年に創業。バケーションレンタルのオーナーや物件管理者向けのサービスとして、販売チャネルの管理とOTA(オンライン旅行会社)への情報配信などを提供している。提携企業には、エアビーやブッキング・ドットコム、エクスペディア、トリップアドバイザーが含まれている。同社は3月に1200万ドルの資金調達を行い、調達額は現在までに総額2000万ドル以上となった。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Marriott picks BookingPal as exclusive tech partner for home-rental unit」
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