1月百貨店外客売上、26カ月ぶりのマイナスに
2019.04.18 17:14
日本百貨店協会がまとめた1月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象93店舗の総売上高は前年同月を7.7%下回る262億7000万円となった。26カ月ぶりのマイナス。購買客数は0.8%増の42万人だったが、1人当たりの購買単価が8.4%減の6万3000円となった。単価は7カ月連続減。
同協会は、「中国本土で米中摩擦による景気の減速に加え、年明けから免税品に対する規制強化の影響を受け、訪日動機や購買意欲が抑制された」と分析する。一方、購買客数については、「引き続き増勢基調にある」と見ている。
売上高の内訳は、一般物品が11.2%減の151億7000万円と3カ月ぶりのマイナスに転じた。消耗品は2.3%減の111億円だった。
関連キーワード
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
免税売上高、すでに23年超え 1~7月で過去最多に 単価上昇
?>
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
?>
-
主要空港の外国人旅客、羽田・福岡が1.5倍 コロナ前比較 米国・韓国の伸び顕著
?>
-
7月のホテル客室利用率81% 夏季イベントで好調も複数のキャンセル要因
?>
-
免税購買客、6月は過去最多の57.9万人 上半期の売上高初の3000億円台
?>
-
主要旅行業者の5月取扱額、19年比でも10社がプラス 業務渡航系が顕著
?>
-
主要7空港の4月利用実績 那覇が外客数74%まで回復 路線増が好材料に
?>
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旧戸田家がオーベルジュに 広川町、運営を民間委託
-
政府が日本版ESTA導入へ 30年までに開始 円滑な入国や不法滞在防止に
-
着地型で攻めの値付けも集客好調 下諏訪町、成長と雇用確保へ「正当な対価」
-
いまこそ知りたい世界遺産 持続可能なツーリズムのために
-
旅行業倒産、17カ月ぶりゼロ 24年は低水準 宿泊業も8月最少
-
大村湾で自転車&船の旅 4港で一緒に乗り込み可能に
-
観光のGDP寄与額、日本4位 WTTC調査 米国2兆ドルで1位維持
-
免税売上高、すでに23年超え 1~7月で過去最多に 単価上昇
-
オーバーツーリズム抑制へ新規32事業 観光庁が採択 混雑の可視化など
-
Z世代は旅行もタイパ重視 SNSで見てすぐ出発 行動は迅速