5月の百貨店外客売上3.5倍 好調の消耗品5倍 単価は漸減傾向
2023.07.17 00:00
日本百貨店協会が取りまとめた88店舗の5月の訪日外国人免税売上高は、前年同月に比べ249.1%増の約217億円となった。コロナ禍前の19年同月比では32.2%減で、回復率は4月から7.8ポイント改善した。購買客数は前年同月比約16倍の約24万人。
売上高を品目別に見ると、ラグジュアリーブランドなど一般物品が230.7%増の約185億4000万円となった。化粧品・食品など消耗品はさらに伸びが大きく、417.4%増の約31億6000万円。売上高に占める消耗品の割合は14.6%と一般物品には及ばないものの、少しずつ伸ばしつつある。
一方、1人当たりの購買単価は78.1%減の約8万9000円で、漸減傾向が続いている。
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