5月の百貨店外客売上3.5倍 好調の消耗品5倍 単価は漸減傾向
2023.07.17 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/07/0724_P05-02-1-1024x952.jpg)
日本百貨店協会が取りまとめた88店舗の5月の訪日外国人免税売上高は、前年同月に比べ249.1%増の約217億円となった。コロナ禍前の19年同月比では32.2%減で、回復率は4月から7.8ポイント改善した。購買客数は前年同月比約16倍の約24万人。
売上高を品目別に見ると、ラグジュアリーブランドなど一般物品が230.7%増の約185億4000万円となった。化粧品・食品など消耗品はさらに伸びが大きく、417.4%増の約31億6000万円。売上高に占める消耗品の割合は14.6%と一般物品には及ばないものの、少しずつ伸ばしつつある。
一方、1人当たりの購買単価は78.1%減の約8万9000円で、漸減傾向が続いている。
【あわせて読みたい】4月の百貨店外客売上高、前年比3倍の206億円 20万人突破も単価10万円切る
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#百貨店外客#新着記事
キーワード#訪日外国人消費#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く