せとうちDMO、道の駅のホテル整備に投資 7軒開業で周遊促進に期待

2022.11.07 00:00

開発の第1段階でオープンしたホテルの一例

 せとうちDMO を構成する瀬戸内ブランドコーポレーション(SBC)は、積水ハウスとマリオット・インターナショナルが連携して取り組む「TripBase道の駅プロジェクト」に投資する。全国各地の道の駅の隣接地にホテルの開発を進めるプロジェクトで、同事業を手掛ける特別目的会社にせとうち観光活性化ファンドを通じて投資する。

 プロジェクトは道の駅とホテルをハブに地域の観光資源をネットワーク化し、車などで地域を広く楽しむ新しい旅のスタイルを提案する地域創生事業。今回投資する第2ステージでは、フェアフィールド・バイ・マリオットの14軒中7軒が瀬戸内エリアの兵庫・岡山・広島で開業する。

 新たな宿泊施設が誕生するだけでなく、エリア内の周遊を促す取り組みとなるため、観光客の滞在期間の延長と消費拡大に期待する。各種プロモーションや地域周辺事業者との連携を支援する。

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