インバウンドガイド協会、代表理事にブリックスの吉川氏 プログラム開発で人材育成を推進
2022.10.24 00:00
インバウンドガイド協会の新たな代表理事にBRICK’s(ブリックス)の吉川健一代表取締役社長が就任した。専務理事には旅行綜研の堀口謙二郎取締役が就いた。同協会は訪日外国人を案内するガイドの人材育成や質の維持・向上を図る目的で19年に発足。訪日旅行の本格再開に伴い、需要の高まりが期待されるガイド人材の育成を新体制の下で強化する。
その一環で、ガイド育成プログラムを開発した。協会はガイドに求められる素養と行動基準を「ガイドスキルマップ」として定義しており、プログラムはそれに準拠した20種類以上の研修モジュールで構成する。ガイド初心者から上級者まで、領域別・レベル別にカリキュラムを組み立て、求められる素養を網羅的かつ体系的に習得できるようにした。監修は副会長で全国通訳案内士のランデル洋子氏が行った。
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