主要空港の5月利用実績、福岡や中部で外国人入国大幅増 中国・韓国けん引
2022.09.05 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の5月の利用動向は、国際定期便が運航されていない新千歳と那覇を除く5空港で日本人出国者・外国人入国者がともに前年同月に比べ大幅に増加した。特に外国人入国者は福岡の約25倍を筆頭に中部が約15倍、関西が約14倍となった。
福岡を国籍別に見ると、韓国が約11倍の794人となり、全体の13%を占めて回復をけん引した。一方、中部はわずか4人だった中国が455人に増加。関西は韓国と中国がともに6~7倍に増えた。
日本人出国者は福岡が5.5倍、中部が5.2倍に伸びたが、4月に比べると減少。他空港も大きく増えておらず、期待されたゴールデンウイークは需要喚起につながらなかった様子があらためてわかる。
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