韓国カカオモビリティ、配車サービスを東南アジアに拡大
2022.06.06 00:00

韓国のカカオモビリティはスプリット(Splyt)と提携し、東南アジアで配車サービスを拡大している。カカオT アプリのユーザーは、タイ、インドネシア、マレーシアを含む7カ国で地元のタクシー、自家用車、オートバイを利用できるようになる。
スプリットはサービス開発のための技術を統合し、グラブが輸送面を一部担っている。海外旅行で車両を呼び出す場合、出発地と目的地の詳細が自動的にユーザーの言語に変換される。決済手段もさまざまな選択肢が提供される。
「このパートナーシップは、グローバルモビリティプラットフォームを開発するというカカオモビリティの目標の基礎となる」と同社MaaSビジネスユニットの責任者は語る。「グローバルローミングサービスを提供することで、韓国国内のシームレスなモビリティ体験を海外市場に拡大できる」
カカオモビリティは1年ほど前、カーライルグループから2億ドルの資金調達を実施。これにより成長が加速するとしていた。一方、スプリットはソフトバンクが主導する調達ラウンドで20年に1950万ドルの資金を得ている。
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