SKALインターナショナル東京、ウクライナに支援金贈呈

2022.05.20 18:09

イリナ書記官(写真右)に支援金を贈呈する武井会長

 観光産業に携わる企業の経営層が加盟する会員組織、SKAL(スコール)インターナショナル東京は5月9日に都内で開催した定例会で、ウクライナへの支援金を在日ウクライナ大使館に贈呈した。4月の定例会で理事会が提案し、全会一致で採択した取り組み。

 武井久昌会長(西武ホールディングスエグゼクティブアドバイザー)から、インナ・イリナ三等書記官に手渡した。武井会長は「ウクライナの人々への支援に役立ててほしい。早急に平和な日が来ることを望んでいる」と述べると、イリナ書記官は感謝の意を示すとともに「私たちウクライナ人は自分の国を守るだけでなく全世界の人々のために戦っており、これからもがんばらないといけない」と決意を語った。

 また、武井会長は「観光産業に関わる者がそれぞれの立場から支援を続けていこう」と呼びかけ、ウクライナ産ワインを各ホテルで提供することを一案として示した。

 SKALインターナショナルはスペインに本部を置く国際組織で、現在100カ国に計325のクラブがあり、約1万3000人が加盟。日本は東京、名古屋、大阪の3クラブ。そのうち東京は1964年に設立され、現在64人が参加し、毎月の定例会やチャリティーオークションなどを開催している。

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