非代替性トークンの取り組み増加 アジアで旅行会員制度も発足
2022.04.04 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/nft-7004985_640.jpg)
タイガー・ビーイングはNFT(非代替性トークン)による旅行会員制度を立ち上げた。同社によると、アジアで初めての試みという。
仮想世界と現実世界を最新技術で融合する。会員は「NFT パス」を介してホテルや航空会社、プライベートヨットなどの旅行商品にアクセスできるようになる。NFT 保有者は自動的に会員となり、保有するトークンはさまざまな特別体験の入場券になる。体験には、会員のために長期予約された香港の高級ホテルの客室、プライベートセーリング体験などが含まれる。
他の旅行会社やスタートアップもNFTに取り組んでいる。トラヴァラはNFT の可能性を模索しており、1月に旅行特典プログラムを発表した。一方、旅行特典提供会社のフライコインは3300万ドル以上の資金調達を発表。リンキーは高級ホテルやリゾート、旅行体験をデジタル化する事業を手掛ける目的で創業した。
ラトビアの航空会社、エア・バルティックは、トークンのマーケットプレイス「オープンシー」でデジタルアートのNFTを発行した。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「PRIVATE TRAVEL CLUB MEMBERSHIP NFT TIGER BEING LAUNCHES IN ASIA」
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