HISの第3四半期、純損失332億円に拡大 コスト削減を推進
2021.09.20 00:00

エイチ・アイ・エス(HIS)の21年10月期第3四半期(20年11月~21年7月)連結決算は最終損失が332億1700万円となり、前年同期から赤字額が倍増した。売上高は77.4%減の907億3800万円。渡航制限措置の継続や緊急事態宣言に伴い、主力の旅行事業が89.7%減と低迷。ホテルやテーマパーク事業も外出自粛の影響を受けた。社員の出向や営業拠点の統廃合などコスト削減に努めたものの、営業損失は約2.8倍の467億3200万円に膨らんだ。
手元資金の確保や財務基盤の安定化を推し進める。9月1日には、本社が入る東京・神谷町のビル4~5階部分を324億円で売却した。
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