6月の百貨店外客売上高68%増 19年比8割減、客数はマイナスに
2021.08.30 00:00
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日本百貨店協会がまとめた6月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比68.1%増の約45億1000万円となった。4カ月連続のプラス成長だが、新型コロナウイルス感染拡大前の19年6月と比べると、84.0%減。購買客数は22.2%減の1万人で3カ月ぶりにマイナスに転じ、コロナ禍前との比較でも97.9%減となった。
売上高の内訳は、一般物品が126.2%増の約34億8000万円と伸びた。一方、消耗品は9.6%減の約10億3000万円。化粧品は商品群別トップの売れ行きだが、ハイエンドブランドなど一般物品の購買需要が上回って推移している。
1人当たりの購買単価は116.2%増の約46万6000円。まとめ買いが一因と見られ、高止まり傾向にある。
【あわせて読みたい】5月の百貨店外客売上高3.2倍、19年比は9割減と依然厳しく
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