英金融アプリが旅行商品発売 宿泊を特別料金で 10%キャッシュバックも
2021.08.23 00:00
英国を拠点とする次世代型金融アプリ「Revolut(レボリュート)」は新たに旅行商品を発売した。「Stays(ステイズ)」と呼ばれ、顧客は旅行を予約すると10%の即時キャッシュバックを受け取る。平均的な顧客で年間69ポンドを節約できるという。合計で英国の顧客に7000万ポンドの節約を可能にし、同社史上最大の景品となる。
顧客はアプリを介してB&Bから豪華な宿泊施設までの特別宿泊料金を予約できる。レボリュートは予約料を請求しないが、宿泊施設プロバイダーから手数料が適用される場合がある。利用規約によると、エクスペディアを予約エンジンとしている。旅行アプリは英国の顧客向けに展開しており、今後、欧米でも展開する。長期的には、フライト、地上輸送、体験などの商品を追加する予定だ。
15年に設立されたレボリュートは世界中に1600万を超える顧客を抱え、月に1億5000万を超える取引を処理している。7月初頭にソフトバンク・ビジョン・ファンド2から2億~8億ドルの資金調達を行い、同社の価値は330億ドルとなった。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「U.K. BANKING APP REVOLUT LAUNCHES TRAVEL BOOKING PRODUCT」
カテゴリ#観光マーケティング#新着記事
-
?>
-
世界の観光都市、東京が初の3位 MICE開催地として人気上昇 ユーロモニター調査
?>
-
日本インバウンド連合会、「ループバウンド」を提唱 広義のインとアウト循環
?>
-
関東運輸局、江戸街道プロジェクトを推進 統一テーマでブランディング
?>
-
ナイトツーリズムに関心 ブッキング・ドットコム25年予測 気候変動の懸念も
?>
-
JALダイナミックパッケージにキャンセル保険 国内向け 旅行者の要望反映
?>
-
AI浸透で観光産業に3つの変革 企業関係管理でパーソナル化 流通は直取引に
?>
-
アニメ以外でも聖地巡礼 じゃらん調査 実写ドラマや大河も
?>
-
キーワードは賢い消費 ユーロモニターの25年動向予測 安さが購入動機にならず
キーワード#牛場春夫#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待