主要旅行業者の12月取扱額64.6%減、GoTo停止で回復基調から一転
2021.03.15 00:00
観光庁がまとめた12月の主要旅行業者47社の総取扱額は前年同月比64.6%減の1347億1318万円となり、それまでの回復基調から一転、11月に比べ9.1ポイント悪化した。GoToトラベルキャンペーンが12月下旬から一時停止されたことに伴う影響。国内旅行は38.0%減の1281億4512万円となり、11月から12.2ポイント落ち込んだ。海外旅行は96.7%減の52億4425万円、外国人旅行は91.7%減の13億2380万円。
年末年始の旅行需要を摘み取れず、すべての企業が総取扱額で前年同月を割り込んだ。ただし、国内旅行は3社がプラス。昨年から国内に参入した旅工房が約10倍に伸ばし、エイチ・アイ・エス(HIS)が42.7%増、阪急交通社20.6%増、IACEトラベルが1.1%増となった。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の11月取扱額55.5%減
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#Goto#新着記事
キーワード#主要旅行業者#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
ツーリズムのリーダー論 誰が産業界を牽引するのか
-
観光業界キーパーソンに聞くリーダー論
-
築地場外市場にスマートごみ箱 ポイ捨てなど課題に対処
-
観光庁予算、旅客税財源の比率83%に上昇 コンテンツ強化、ICT、DMOに注力
-
今治に地域創生のヒント クールジャパンDXサミットで岡田武史氏が披露
-
観光収入、日本は伸び率上位 59%増で米仏など大国しのぐ
-
文化観光の計画認定、旧醤油工場も たつの市など4件 制度開始から計57件に
-
主要7空港の外国人入国者数、那覇もようやく19年超え 9月実績 韓国3.7倍で
-
小樽市、ファンコミュニティー開設でリピーター育成 新たな魅力発掘も
-
未体験の訪日市場出現の中で ひがし北海道DMOがシンポジウム