小豆島に空き家改装の宿、地域活性化へ宿泊事業加速
2021.02.01 00:00
香川県小豆島町でオリーブと柑橘の農園を営む井上誠耕園は、空き家を改装した貸し切り一軒家の宿を開業した。同社は1940年から3代にわたって農業を営んできた。近年、小豆島は空き家が増加しており、かつて遍路宿で活性化していた勢いを取り戻すため、島で20年にスタートした宿泊事業の第2弾。
「おとまり忠左衛門 吉野」は池田港から車で約10分、三都半島の中央に位置する。1日1組限定で、最大収容人員は8人。食事は別だが、前日までに予約すれば朝夕食も提供する。同園のオリーブの魅力を味わえる「マイオリーブオイル体験」や「季節の農園ガイド」を常時実施する。神浦海岸での地引網体験(2人以上、1万5000円)など、島の暮らしや文化を五感で味わうことができるプランもある。
同社は今後も宿泊施設を整備し、宿泊事業を拡大させる予定だ。
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