10月の百貨店外客売上92%減、客数98.7%減も単価42万円に
2020.12.21 00:00
日本百貨店協会がまとめた10月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象89店舗の総売上高は前年同月を91.8%下回る21億円となった。入国制限に伴う訪日外国人急減は続いており、購買客数は98.7%減の5000人だった。売上高・客数ともに9カ月連続で大幅なマイナス。同協会は、「新型コロナウイルス感染が再び拡大を見せ始めており、今後の回復に向けたインバウンド政策の動向が注目される」とコメントしている。
売上高の内訳を見ると、一般物品が90.1%減の14億1000万円、消耗品が93.9%減の6億9000万円だった。一方、1人当たりの購買単価は549.6%増の42万円に上り、11カ月連続でプラスと なった。まとめ買いなどの影響があるとみられる。
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