9月百貨店外客売上91.6%減、客数98.6%減も単価38万円に
2020.11.23 00:00
日本百貨店協会がまとめた9月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象89店舗の総売上高は前年同月を91.6%下回る21億2000万円となった。一部の国との間でビジネス目的の往来が再開されたものの入国制限に伴う訪日外国人急減は続いており、購買客数は98.6%減の5000人だった。売上高・客数ともに8カ月連続で大幅なマイナス。売上高の落ち込みは7月以降、徐々に縮小していたが、再び悪化した。
売上高の内訳を見ると、一般物品が89.3%減の13億3000万円、消耗品が93.8%減の7億9000万円だった。一方、1人当たりの購買単価は487.2%増の38万6000円に上り、10カ月連続でプラスとなった。まとめ買いなどの影響があるとみられる。
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
?>
-
主要空港の外国人旅客、羽田・福岡が1.5倍 コロナ前比較 米国・韓国の伸び顕著
?>
-
7月のホテル客室利用率81% 夏季イベントで好調も複数のキャンセル要因
?>
-
免税購買客、6月は過去最多の57.9万人 上半期の売上高初の3000億円台
?>
-
主要旅行業者の5月取扱額、19年比でも10社がプラス 業務渡航系が顕著
?>
-
主要7空港の4月利用実績 那覇が外客数74%まで回復 路線増が好材料に
?>
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
?>
-
5月の百貨店免税売上高、718億円で最高額更新 労働節で中国人客増
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
加賀市がワーケーション特典 移動にはライドシェア
-
観光庁概算要求、コロナ前届かず 海外旅行の回復遅く旅客税に反映
-
わたしのターニングポイント 不確かな時代に立つ産業人に向けて
-
沖縄県民の意識調査、観光客の歓迎度で全域と居住地に差 諸問題に懸念
-
消耗品の上限額撤廃を要望 25年度税制改正 免税制度のリファンド型移行で
-
主要空港の外国人旅客、羽田・福岡が1.5倍 コロナ前比較 米国・韓国の伸び顕著
-
訪日客、過去最速で2000万人到達 2カ月連続の単月記録 中国トップに返り咲き
-
八芳園、訪日・MICEに本格参入 エリアプロデュース事業を開始
-
熱海市、HISと訪日旅行で協定 まず台湾から誘客拡大 人材交流で
-
観光庁、災害情報発信を改善へ 南海トラフ臨時情報で訪日客に届きづらく