横浜市、日帰り教育旅行に助成金 宿泊からの切り替えに支給

2020.11.23 00:00

 横浜観光コンベンション・ビューローは、宿泊を前提に予定していた教育旅行を日帰りに切り替える国内の小・中・高校に対し、特別助成金を支給する制度を新たに設けた。10万円を上限に、児童・生徒1人当たり500円を横浜市がビューローを通じて補助する。

 同市はもともと修学旅行で市内を訪れる学校向けに助成金を設けていた。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で教育旅行の中止が相次ぎ、日帰り旅行にも対象を広げることとした。市内観光施設への来訪を促す。

 募集期間は21年3月1日まで。20年度中の日帰り教育旅行が対象で、30人以上の児童・生徒の参加や、市内の有料施設の利用などが条件となる。