ラティーノ、窮状打開へ中南米オンラインツアー 社員旅行にも提案
2020.11.16 00:00
中南米専門旅行会社でツアーオペレーターのラティーノは、オンラインツアーに力を入れている。9月からブラジル、メキシコ、キューバ、ペルーを開始し、11月からはペルーの外出制限緩和に伴い入場が再開されたマチュピチュも対象に加えた。海外旅行は再開のめどが立たず、中南米は感染拡大が多く報道されており、同社は「コロナ後を想像することができない状態」という。窮状の打開に向けて、オンラインツアーを手掛けることとした。
「心で旅するバーチャルツアー」と題し、市内観光や博物館見学にとどまらず、添乗員兼ガイドがナビゲーターとなり、各国の魅力を紹介する。代金の一例は4800円。事前に名物の飲食物などを自宅に配送する。同額の旅行割引券をプレゼントし、22年3月帰着分まで、同社が扱う1人5万円以上のリアルな旅行に利用できる特典も用意した。
テレワークが進んだ企業に対しては、「行かない海外社員旅行」を提案。貸し切りツアーとして、民族音楽の生演奏などを組み合せてカスタマイズする。
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