駐在員向けにワーケーション、ジャカルタの日系4社が共同造成

2020.08.31 00:00

 日本旅行の海外グループ企業である日本旅行インドネシアは、ジャカルタにある日系旅行会社のジャランツアー、ジャカルタトラベルサービス、Jネットトラベルと共同で、駐在員などを対象とした「バリ島応援!ワーケーションプラン」を発売した。ジャカルタの日系旅行会社が共同で商品造成を行うのは初めて。

 バリ州は7月31日から、インドネシア国内観光客に限定して受け入れを再開した。これを契機に、一時帰国せずにジャカルタなどにとどまった在留査証保有外国人とインドネシア人に向け、バリ島でのワーケーションを提案することとした。

 商品には、ジャカルタ/デンパサール間の往復航空券、空港ホテル間の送迎、および7つの対象ホテルでの宿泊を組み込んだ。最安料金はファイブ・カルティカ2人1室利用の朝食付き2泊3日で3万6600円のコースを用意した。出発期間は12月20日までで、500人の集客を目指す。

  また、州をまたぐ移動に必要な迅速新型コロナウイルス抗体検査の実施先の斡旋や、必要書類などの支援も行っている。