ウィンダムがタイムシェアの新サービス、コンシェルジュや旅行クラブ組織

2020.08.24 00:00

 バケーションレンタル大手のウィンダム・デスティネーションズは、既存のタイムシェアサービスを革新する新たなビジネスユニット「パノラマ」を立ち上げた。予約テクノロジーと19年に9200万ドルで買収したアライアンス・リザベーションズ・ネットワークの在庫を活用し、世界最大のB2B旅行プロバイダーを目指す意図がある。

 ウィンダムは100カ国以上400万人の顧客と物件を持つ。19年の営業収入は8億9800万ドルで、2億8900万ドルの調整EBITDAを計上した。

 パノラマでは2つの計画を掲げている。1つは、ウィンダム会員の宿泊の有無にかかわらず、予約やあらゆる旅行ニーズに対応するパーソナルコンシェルジュとなること。2つ目は伝統的OTA(オンライン旅行会社)やその他の第三者販売業者と競合する旅行クラブを創立することだ。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Wyndham Destinations ignites “revolution” of legacy timeshare business, launches Panorama brand」

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