トラベル・ブラック・アライアンス、黒人の幹部登用訴え 企業の行動評価
2020.07.06 00:00
「トラベル・ブラック・アライアンス」は旅行業界で黒人に対する支援を高めるようDMOと旅行関連企業に呼びかけている。同アライアンスは黒人の旅行に関するコンテンツのクリエーターとして新たに結成され、#PullUpForTravelハッシュタグの下でキャンペーンを開始した。
18年にマンダラ・リサーチがまとめた報告書によると、黒人が毎年630億ドルを旅行に費やしていることが明らかになった。それでも大手旅行会社の従業員や経営陣には黒人がほとんど、またはまったくいない。
アライアンスは5つの分野でDMOと旅行関連企業の行動を評価するため、「ブラックトラベルスコアカード」を発表する予定。評価項目は、雇用、会議、トレードショー、有料広告およびマーケティングキャンペーン、19年のプレストリップ。慈善活動と寄付、または黒人慈善団体へのメンタープログラム、インターンシップなどの支援が含まれる。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Black Travel Alliance urges travel companies to address Black representation in the industry」
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
-
?>
-
第1種旅行業、5年連続の減少 事業者総数は2年連続増加 新形態けん引
?>
-
人手不足で営業制限が深刻化 サービス連合調査 旅行・宿泊業の85%で実施
?>
-
バイキング・オリオンが寄港 今秋から姉妹船で日本発着クルーズ アジアに25億ドル投資
?>
-
JTBグループ、エコ・ファースト企業に認定 旅行業で初の取得
?>
-
パッケージ離れで個人旅行手配に活路 ANA X、TaaSを新たな中核ビジネスに
?>
-
LGBTQ+への対応を宿に指南 ブッキング・ドットコムが研修プログラム 受講者を認証
?>
-
5割以上の組合がベアで合意 サービス連合春闘、ホテル業がけん引
?>
-
藤田観光、6%賃上げで合意 要求上回るベア 育児支援策も拡充
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking