4月の百貨店外客売上98.5%減、客数99.5%減も単価は21万円に
2020.06.29 00:00

日本百貨店協会がまとめた4月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象90店舗の総売上高は前年同月を98.5%下回る5億円と大きく落ち込んだ。前月に続き訪日外国人客が急減し、購買客数は99.5%減の2400人。売上高・客数ともに3カ月連続の大幅なマイナスとなった。同協会によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航規制で免税カウンターを閉鎖する店舗も多かった。
売上高の内訳を見ると、一般物品が98.6%減の2億4000万円。消耗品も98.5%減の2億6000万円とともに同様の落ち込み。
一方、1人当たりの購買単価は184.3%増の21万円と大幅に増え、5カ月連続でプラスとなった。同協会は、休業前の駆け込み需要が主な要因と見ている。
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