5月の客室利用率18.3%、GW消滅と休館響く 現状はデイユースでしのぐ
2020.06.22 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/0629_P07-02-1024x967.jpg)
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する116ホテルの5月の平均客室利用率は、前年同月を63.5ポイント下回る18.3%となった。4月に続く10%台。新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う外出自粛でゴールデンウイーク(GW)の利用がなく、多くのホテルが休館したことが影響した。
全国10地域の中で東北が31.8%と最も高く、九州(30.9%)と北海道(29.4%)もおおよそ3割を維持した。一方、7地域が10%台にとどまった。JCHAによると、公共事業などの工事関係者の利用が徐々に増えていることに加え、テレワークのためのデイユースでしのいでいるという。
今後は、県をまたぐ移動自粛が解除されることで、回復に期待を示している。
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
キーワード#地域振興#新着記事
キーワード#客室利用率#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く