3月百貨店外客売上86%減、客数9割減も単価2.2倍に
2020.06.01 00:00
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日本百貨店協会がまとめた3月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象90店舗の総売上高は前年同月を85.7%下回る47億5000万円と大きく落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航規制で訪日外国人客が急減し、購買客数は93.4%減の3万人。売上高・客数ともに2カ月連続の大幅なマイナスとなった。
売上高の内訳を見ると、一般物品が88.3%減の18億9000万円。消耗品も3.2%減の28億6000万円といずれも大幅な落ち込み。ただし、ほぼ同額だった先月と比べ、消耗品が約6割を占める結果となった。
一方、1人当たりの購買単価は116.2%増の15万9000円と大幅に増え、4カ月連続でプラスとなった。
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