韓国で国内ツアーの販売開始 団体旅行も催行 コロナ禍後に期待感
2020.05.18 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/05/mokpo-5113260_640.jpg)
新型コロナウイルスの感染拡大により、海外旅行市場への影響は長期化の様相を呈しており、韓国では国内旅行への注目が集まっている。
4月30日から最大6連休となったゴールデンウイークにはバスや電車での団体旅行や鬱陵島(ウルルンド)ツアーも催行された。国内専門の旅行会社は4月30日〜5月9日、国内のバス団体旅行を催行した。木浦(モッポ)1泊2日で30人を集めた日もあった。需要の完全回復レベルにはほど遠いが、2カ月以上ゼロ状態だっただけに団体旅行が催行された点を業界は評価する。
OTAも国内旅行マーケティングを開始した。マイリアルトリップは独自の国内旅行商品を開発中だ。中小の国内旅行会社とも提携。社会的距離を遵守し、安全な旅行が楽しめるアクティビティー商品を発表した。密集した空間を避けて楽しむ小グループ登山やサーフィン教室、カヤック体験にホテル宿泊、ハンドドリップコーヒー体験などが提供される。
IT技術力と資本力のある企業がコロナ危機前と別の形の国内商品を開発、新たなマーケティングを展開すれば、国内旅行のレベル向上への期待も高まる。ただ、変化に対応できない旅行会社が出てくる懸念もある。
韓国旅行新聞5月3日
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