KNT-CTも通期業績予想を下方修正 純損失99億円の見通し
2020.04.06 00:00

KNT-CTホールディングスは、20年3月期(19年4月~20年3月)連結決算の業績予想を下方修正し、純損益が98億9000万円の赤字に転落するとの見通しを発表した。当初は20億円の黒字を見込んでおり、前期は12億7900万円の利益を計上していた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、国内・海外の個人旅行、団体旅行ともにキャンセルや旅行の手控えが相次いだことが主な要因。また、ソフトウェア等の減損処理に伴い、18億円を特別損失に計上する見通しであるほか、繰延税金資産の取り崩しを行うことも影響した。
売上高は当初予想より325億円少ない3900億円(前期比5.3%減)、営業損益は35億円の黒字予想から33億円の赤字に修正した(前期は25億3200万円の黒字)。経常損益は36億円の黒字予想から33億8000万円の赤字を見通している。前期は28億3400万円の黒字だった。
【あわせて読みたい】HISが20年10月期業績予想を下方修正、最終赤字11億円に
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