座席流通のNDC活用、日系いよいよ開始へ JLが第1四半期から
2020.03.02 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/b8ae27884912304947aa29eeebe4b800.jpg)
日本航空(JL)は、IATA(国際航空運送協会)が推進する新流通規格(NDC)を活用した座席販売を20年度第1四半期(4~6月)中に開始する。旅行会社のホームページでもJLのウェブサイトと同様の写真・動画コンテンツが表示される環境を整え、旅行会社を通じた座席やラウンジなどプロダクトの魅力訴求と販売を強化する。基盤システムの開発は、旅客サービスシステムで提携するアマデウスが担う。
まずアグリゲーターの英トラベルフュージョンと接続し、その後複数のアグリゲーター、アグリゲーター機能をもつGDS、NDCの活用に積極的な旅行会社などと直接接続する。
NDCの導入は欧米の航空会社が先行するが、日系では全日空(NH)がオープンジョー・テクノロジーとプラットフォームを開発し、今下期からメタサーチで販売する計画を発表している。
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