スタートアップ投資の条件は「持続可能性」 環境問題への取り組み重視
2020.02.24 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/waste-1611123_1280_R.jpg)
アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベルやウーバーを支援した投資会社のブラックロックは、サステナビリティ―(持続可能性)が投資するうえでの新たな標準になる」との考えを表明した。持続可能性が組み込まれたポートフォリオは、投資家により良いリスク調整後リターンを提供できるためだ。
フォーカスライトが19年の最もアクティブな投資家に選んだプラグ・アンド・プレイ・テックセンターは、旅行分野で持続可能性のある新興企業に対する投資を強化する計画だ。昨年10月には、プラスチック廃棄物の環境問題に取り組む新興企業に投資するため、約30社のグローバル企業でつくるプラスチック廃棄物撲滅アライアンス(AEPW)と提携。今後5年間で15億ドルをプラスチック廃棄物削減のために投資する。
初期段階の新興企業に投資するジェットブルー・テクノロジー・ベンチャーズなどは、環境に配慮した持続可能性をより重視している。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Are venture capitalists consciously focusing on sustainability in travel?」
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