10月百貨店外客売上、2桁減で2カ月ぶりマイナス
2019.12.23 00:00
日本百貨店協会がまとめた10月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象91店舗の総売上高は前年同月を13.8%下回る256億4000万円となった。2カ月ぶりのマイナス。購買客数も14.9%減の39万6000人となり、5カ月連続の前年割れを記録した。2桁減と減少幅も大きい。同協会は、「円高や諸外国の国際情勢による訪日外国人客数の減少が要因」と見ている。
売上高の内訳を見ると、前月プラスに転じた一 般 物 品が9.3 % 減の143億6000万円と再びマイナス。消耗品も19.0%減の112億8000万円となり、9カ月ぶりに減少に転じた。
1人当たりの購買単価は1.2%増の6万5000円。微増ではあるものの、プラスを維持した。
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