6月百貨店外客売上、0.6%増の283億3000万円
2019.09.01 08:00

日本百貨店協会がまとめた6月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象93店舗の総売上高は前年同月を0.6%上回る283億3000万円となった。購買客数 は1.4 % 減 の45万8000人 と な り、13年1月以来のマイナスを記録した。同協会は、「アジア通貨の下落や反政府デモにより、中国や香港からの来店客数が減ったことが要因」と見ている。1人当たりの購買単価は2.1%増の6万2000円。
売上高の内訳を見ると、一般物品が1.6%減の148億9000万円と2カ月連続のマイナスとなった。一方、消耗品は3.2%増の134億4000万円だが、伸び幅がこれまでの10~20%から大幅に縮小。同協会は、「化粧品メーカーの生産調整の影響を受け、希望商品を購入できないお客さまがいた」としている。
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