3月百貨店外客売上、過去最高の333億円
2019.06.10 13:42

日本百貨店協会がまとめた3月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象93店舗の総売上高は前年同月を14.9%上回る332億8000万円となり、2カ月連続で過去最高値を更新した。購買客数も7.7%増の45万2000人と伸びた。
売上高の内訳を見ると、一般物品が12.3%増の161億9000万円と2カ月連続でプラスを維持した。前月に続き、美術・宝飾品が人気商品の5位にランクインしたのが特徴。婦人服・洋品を上回っ た。 消 耗 品 も17.4 % 増 の170億9000万円と2桁成長。全体に占める消耗品のシェアは51.3%となり、一般物品を6カ月ぶりに上回った。
1人当たりの購買単価も6.7%増の7万4000円と好調で、2カ月連続で7万円台を維持した。
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