主要7空港の9月出入国者、災害の影響で関西半減
2019.01.21 18:49
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の18年9月の利用動向は、台風21号の影響で機能不全となった関西が日本人出国者数・外国人入国者数とも約半数に激減した。続いて発生した北海道胆振東部地震で停電などに見舞われた新千歳は外国人入国者が27.6%減。ただし、日本人出国者は5.2%増で大きな影響は見られなかった。
一方、関西からの振り替え輸送など特需があった中部は、日本人出国者が19.5%増、外国人入国者が30.9%増と大幅な伸び。外国人は7月から続くマイナス成長から脱した。
日本人出国者数はここ数カ月、西高東低の傾向にあったが、関西を除く全空港で増加。伸び率は福岡(23.7%増)が最大で、那覇(12.2%増)が続いた。
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