初の観光レジリエンス国際会議、11月に仙台で開催 観光庁が企画 危機対応を議論
2024.06.10 00:00
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観光庁は11月9日から3日間にわたり、閣僚級会合として「観光レジリエンスサミット」を仙台市で開催する。自然災害が増え、新型コロナなど新たな感染症に直面した観光産業にとって、危機に対するレジリエンス(弾力性・復元力)の強化は世界共通の課題となっている。東日本大震災を経験した日本が蓄積してきた知見を共有し議論する。
レジリエンスに関する国際会議を企画するのは初めて。国連世界観光機関(UNツーリズム)と連携し、アジア太平洋諸国の加盟国らを招く。日本はこの領域での貢献が期待されており、存在感を高めたい考え。
仙台市は震災復興に取り組み、15年に国連防災世界会議が開かれるなど開催地に適していると判断した。東北を巡るエクスカーションも検討する。
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