観光庁、レガシー形成事業に新規4件 明和町のSBNR旅行など

2024.05.27 00:00

 観光庁は「地域・日本の新たなレガシー形成事業」で、事業化と整備を進めていく候補として新たに4件を採択した。この事業は、将来にわたり国内外から旅行者を引き付け、継続的な来訪や消費額向上につながるレガシー(遺産)となる新たな観光資源を形成することが目的。地域と連携しながら、実現可能性調査やその結果を踏まえたプランの作成、事業化に向けた検討、関係者間の調整などを行う。

 採択されたのは、「雪国・奥会津の伝統食を核とした古民家活用型『集落ガストロノミー』形成構想」(福島県柳津町)、「江戸から令和、そして未来へ~令和版大山詣り~甦れ!宿坊『源長坊』再活用事業」(神奈川県伊勢原市)、「国内外のSBNR女性をターゲットにした100年後も歩きたくなる伊勢街道×ホテル&モールでレガシー創生事業」(三重県明和町)、「日本一の神話のまち高千穂“いにしえ”から現在、未来へ」(宮崎県高千穂町)。

 そのうち明和町がターゲットとするSBNRとは「Spiritual But Not Religious」の意味。堅苦しい宗教とは切り離しつつスピリチュアルなものへの関心が高く、心の豊かさを求める人たちを指す。欧米を中心に有望な旅行市場として注目されている。伊勢街道はかつて人々が伊勢神宮に詣でる際に歩いた道で、これをベースにレガシーの創生を目指している。

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