2024年5月19日 12:00 AM
真っ暗な展示空間に作品が映し出され五感で体感する没入型展覧会、ホテルに泊まり俳優が物語を演じる様を楽しむ没入型演劇、そして完全没入体験できるイマーシブテーマパークの開業……。いま、没入型(イマーシブ)エンターテインメントが注目を集めています。ただ、その体験内容は幅広く言葉がひとり歩きしている様子も。ニッセイ基礎研究所の廣瀬涼さんは観光産業がビジネスに取り込むには消費者が抱くイメージとの不一致を生まないことと説きます。イマーシブが変えるコト消費に着目しました。
【特集】
*没入型体験
イマーシブが変えるコト消費
没入型のエンターテインメントが人気だ。名画の作品世界に入り込む疑似体験ができる展覧会が数百万人を動員し、飲食中にミステリー劇が始まって客が登場人物として巻き込まれるレストランが人気を博す。3月には世界初の没入型テーマパークも開園した。ツーリズム産業はこの潮流をどのように取り込んでいけばいいのか。
▽没入型エンタメが続々と
▽いまなぜイマーシブ体験か
廣瀬涼(ニッセイ基礎研究所生活研究部研究員)
黒須靖史(ステージアップ代表取締役)
松田久一(ジェイ・エム・アール生活総合研究所代表取締役社長)
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