2024年4月21日 12:00 AM
街や電車の中で車椅子や白杖を利用している方を見かけるたびに、何かできることはあるか、逡巡してしまいます。そんな迷いやためらいは、ややもすれば腫れ物に触るかのごとき行動でもあるでしょう。4月から事業者の義務となった合理的配慮の提供で重要なのは「特別なことだと思わずにいつもどおりに心遣いをすること」。障がい者みらい創造センターの竹内亜沙美理事長はそう助言します。障害は人ではなく社会の側にあるもの。分け隔てなく旅行できる社会への前進を願って、特集を届けます。
【特集】
*障害は社会の側に
合理的配慮の義務化にどう対応?
障害者差別解消法が求める障害者に対する合理的配慮が、法改正に伴い事業者の「義務」となり、4月1日に施行された。観光関連事業者はどのように理解し、対応していけばいいのか。
▽キーワードはどこでも誰でも
▽旅行業への助言
篠塚恭一(SPIあ・える倶楽部代表取締役)
▽宿泊施設はどう対応すべきか
竹内亜沙美(障がい者みらい創造センター理事長)
▽観光のバリアを取り除けるか
島川崇(神奈川大学国際日本学部教授)
統計・資料
*2023年賃金実態調査
年齢別平均年収・モデル賃金・平均月収・一時金
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コラム
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