JHCが業務停止、負債3.5億円 業界初ホテルクーポンなど老舗
2024.04.08 00:00
第1種旅行業者のジエイエツチシー(JHC)が3月21日付で業務を停止した。帝国データバンクによると、負債総額は約3億5000万円。自己破産を申請する見通し。
同社は1985年創業。業界初のホテルクーポンシステムの開発やオプショナルツアーをクーポン化した「とらパス」の販売で知られ、主に個人旅行の予約・手配事業を展開してきた。
2008年には取り扱うホテルが5万軒以上となり、5500の旅行代理店と取引していた。ピーク期は約70億円を売り上げていたが、コロナ禍で約13億円まで落ち込んでいたという。
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